京急が運転を再開 トラックと電車の事故から3日目

何というか、この京急事故の一連のニュースを見ていると、涙が出て来てしまうんですよね・・・

ちょうど事故があった当日、帰りの車の中で話題になって、職場のおじさんが「(トラックの)運転手は死んで良かったんだ」って言ってた。

もしも生き残ってしまっていたら生き地獄になっていたからっていう意味でね。
事故の補償やら、社会の冷たい目に晒されてその先を生きていかなければならないっていう意味で。

何だかな・・・

そう言ったおじさんも、亡くなったドライバーさんと同じく67歳。


私の職場はトラックであちこちに行く仕事。当然沢山の人がトラックを毎日運転している。小型から大型まで様々。
65歳以上の人もたくさんいる。
他人事とは思えないんですよ。

千葉から横浜まで果物を運んでいたんだっけ?土地勘が無かったとか、まだ新人?で、浅い研修の後で早々に同乗ドライバーを付けずに一人で配送に出されていたとか、真実なのか憶測なのか、脚色なのか、全くわからない情報がどんどんどんどん拡散されていく・・・

何か、読んでいて溜息が出てしまう。


電車に乗っていた人たちももちろん気の毒。どれだけ驚いて怖かったか。
でも、トラックの運転手さんも・・・極限状態でどんな思いだったんだろうって、
当事者じゃない人間の想像なんかとっくに超えているからそんなこと考えたって意味はないんだけど、でも思いを馳せてしまうんです。そしてまた何か涙が出てきちゃうんですよね・・・

あ~、何だろう。
一緒に働いている60歳オーバーのおじさんドライバーさんの顔が浮かぶからかなあ。
もしもその人達が事故に遭ったり事故を起こしたりして、命を落とすようなことがあったらとか、縁起でもないけど考えてしまう。
今の職場や職種は本当に全く自分に合っていなくて、あの事務所の中にいるだけで具合が悪くなる程あの組織自体は嫌いなんだけど、でも、一緒に働いている人の中にはとっても好きで、元気で頑張って欲しいなっていう人もいるのは事実なんですよね。


第三者は好き勝手な事を言う。
そんな年齢で大型トラックなんか乗るなとか、免許証返上しろとか、土地勘も無いのにその土地を車で走るなとか、
じゃあ仰る通りにしたとして、その代替案は??
結局運送業とか、高齢の労働者に頼っている現実って、実際にあって、
今の私の職場もそうなんだけど。

まだこの人は67歳。私たち年代の老後って、一般的な所得の人は90歳までペースを緩めずに働き続けなければ生活できないって言われているけれど、ずっと車を運転する仕事を続けられるのかな?
じゃあオフィスワークすればいいだろって?今更javaとかPythonとか勉強し始めてエンジニアにでもなれって?確かにそれもひとつの道かもしれない。でもそれが難しい人は・・・?

分からない。知っている人じゃないから。
運転が好きで好きで、トラックが大好きでその仕事をしていたのかもしれないし、
でも、事故現場に大量のレモンが散乱していて・・とか読むと本当に涙が止まらなくなっちゃうんです。
実際そうやって働いている人たちのおかげで私はスーパーに行けば欲しい野菜や果物を簡単に手に入れられるわけでしょう?そんなことを考えると、何だか泣けて・・・
ていうか世の中なんか全てがそうなんだけど、誰かのおかげで誰かが助けられている。成り立っている。
それをやりがいや喜びだって思っている人もいるし、逆に必ずしもそうではない、「自分が犠牲になっている」と考える人だっている、それを責められるか?と思ってしまう。
何だろう?こういう考え方。更年期なんでしょうかね~?


最初の話に戻るけど、
「死んで良かったんだ」って、
「死んだ方が幸せ」っていう現実があるというその事実に傷ついた。
私は正直早く死にたいし、もしも何でも願いを叶えてくれると言われたら、今すぐ死なせていただく。
だから、どんな理由であれ、亡くなった方をすごく羨ましく思うんだけど、
でもそれはあくまでも私の願望であって、他の人には幸せに長生きして欲しいなあって思うんですよね、「早死にが一番の幸せ」って盲信しているくせに、矛盾してますよね(笑)

本当は生きていたいのかも。この先生きていてもいい事なんか一つも無いって知っているから早く死にたいのかも。いや、この先どんなに良いことがあるとしても私は即刻死にたいですがw


話は変わって、物流のトラックドライバーってほんとに過酷らしいね。
その点私の今の職場のドライバーはまだマシなのかな?徹夜仕事とかあまりないし、ただ不潔な環境で仕事をしなければならないというだけだから・・・(十分悲惨)


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