VBAエキスパートの受験を断念しました。

先日書いたVBAエキスパートを受験しない事にしたっていう話の続きです。

以前調べ物をしていた時(その内容は簡単なものでvalueとformulaの厳密な違いが気になって調べていた)たまたま見つけた記事が非常に興味深かった。


MOSとかVBAエキスパートとかの、パソコン系「資格」って、どうよ?

仰る事はごもっとも、いやごもっとも過ぎる。
けれど、資格・・・じゃなかった、検定合格の結果が就職活動に於いて仇になるというのは意外だった。
しかし言われてみれば、以前三太郎先生のサイトでマクロ検定の過去問題集を発売するという告知に他社が実施している検定試験の合格実績(恐らくVBAエキスパートの事と思われる)は経歴書に書けない(書くと後で困る事になる)みたいな説明があって、その理由は書かれていないからすごく気になってたんです。
なぜ検定試験に合格している事を経歴書に書くと困る事態になるのだ!??と。
恐らく上記の記事に書かれているような事が原因で困る事態に陥るという事なんでしょうね・・・。
だけど、応募の時点で自分の作ったマクロのコードを提出できたりとか実技試験とかがあるわけじゃないんだから、ある程度メジャーになっている検定に合格の実績をアピールした方が採用側からしたら分かりやすい(見当をつけやすい)んじゃないの?って素人的には思っちゃいますけどね。
実力があるなんて言ったもん勝ちみたいなとこありません?
その「自称実力の持ち主」を採用していざ実務に移ったら全く使い物にならなかったみたいなパターン、結構見てきたので・・・
自分には実力があるとか実績があると自らアピールできる人って自分に自信がある人だよなあ、とは言ってもその位に自分を信じて自信満々の人じゃないと採用出来ない、この先大事な仕事を任せられないだろうとも思う。
「どうせ私は無能だし」なんて思っている人間を採用して給料払いたいなんて思う採用者がいるわけがない(例えそれが謙遜で超有能だったとしてもだ)
嘘でも何でもいいから自分を過大評価して激しく自己アピールすればいいって事だよね(違うw)

前に結構大きなプロジェクトを書いたのだけど、ふと思い立ってあのプログラムがどの程度の業務改善に成功したのかを試算してみた。
すると、私がシステム化するまでは500分ちょっとかかっていた作業がワンクリックで終了出来た。
VBAを使わずに「私が作業した場合」は500分だけど、コンピュータ苦手な上司や同僚たちがやったらもっともっと時間はかかる。そうやって改善実績を盛ればいいのかw

確かに500分かかる作業が1クリックで完成する(しかもノーミスで仕上がる)というのは大きな大きな業務改善ではあると思う。
しかしそのシステムの出番が「1年に1回しかない」というのがアピールにはならないんだよね。
とにかく私の勤務先のように「コンピュータをほぼ使用しない」という職場にいるとVBAが使えようが、html&cssでウェブサイトを作れようが、Pythonを完璧に書けようが、全くの無意味なんだよな~。
だってさ、うちの職場、見積書か何か作るのにエクセルの計算式とか使わずに電卓で合計値出してその算出された答えを合計欄に打ち込んだりとかしてるんだぜ?
上司がそれやってるのを見てマジで気を失いそうになったからwww

これまでは今の職場で使わないから不要だし勉強しても無駄だと思っていたんだけど、でもそれも乱暴な結論だよな。
一生ここで働き続ける(働き続けられる)かは分からないもの。出来る事や得意な事は一つでも多い方がいいに決まっている。
わざわざ使いもしない能力を身に付ける必要まではないけれど(それよりも現在の仕事に役立つ力を伸ばす方に注力した方が良いに決まっている)
自分が興味がある事だったら引き続き勉強しても構わない(無駄になってしまうかどうかは分からないけれど好きでやるんだったらどっちでも気にならないし)
だから、VBAエキスパートを受験しようとすると「合格するための勉強」になってしまうので、そこに時間をかけるのは勿体ないから、「実務」をもっと上達させるための勉強をしようと思います。最近はユーザーフォーム作りにはまっていますw


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