往生際の悪い自分

今朝がたボイスメディアで30代で異業種(IT職)へ転職に成功した人のインタビューが流れていたので思わず聞き入って、そしてまた落ち込んでしまった。
そのインタビューの内容は要約すると、「譲れない部分を明確にする」といった内容で、まずは給料のリミット(この金額を下回る条件はどんなに他の条件が良くても受けない)、
そしてタイムリミットを設ける(35歳までに希望する職種に就けなかったらもう諦めて現職で生きていくという覚悟を決める)といった話だった。
転職は35歳が限界というのは確かにあちこちで言われているけれど、それは職種によって異なる、肉体労働とかだったら35歳を超えてもまだまだ大丈夫だけど、IT職は30歳でももうキツイみたいな事は言っていた。
それでもその人は転職してやりがいがあるし楽しい、「仕事が楽しいという事は8時間楽しいという事なんですよ」と言っていて、当たり前過ぎるんだけどその言葉に心がえぐられました。
毎日8時間の拘束時間が楽しいか楽しくないかの差は本当に想像を絶するだろう。自分は「楽しくない時間」ではなくて、「恐ろしい時間」なのである。

自分は職場に滞在している9時間の間ず~っと心臓がめちゃバクバクしています。
要は「電話がかかってきたらどうしよう、その電話の内容がとんでもなかったらどうしよう」と、ずっとビクビクしているのです。
いつどのタイミングで電話が鳴るか分からないから一日中ハラハラしている、そして心臓がバクバクと異常に高鳴っている。この状態、いつまでも続けたくない。
体調も悪いし精神的にも物凄く負荷なんだけど、こういう場合ってどうすればいいんだろう?本気で分からなくなっている。
同じような状況でも辞められずに頑張ってる人なんてきっと山ほどいるよね、特に今のこの情勢ではよほど能力が高い人以外は動かないが吉だとは分かっている。
それでもこのまま続けていける自信がもはやゼロなのである。

今の職場を辞めて他へ移れたとしても結局そこも合わないっていう展開になる気がするんだよね。
要するに今の職場が悪いわけではなくて私に問題があるのだ。
出来る事なら半年間くらい静養して他の仕事がしたいけどそんな都合よく新たな仕事に就けるわけがないから結局はこのまま心臓バクバクさせながら続けるしかないんだよね。

基本的に「私が」毎日電話を取る本数は30~40本で、職場に対してかかってくるトータルの数量に関係なくその数字で推移している。
通話中に他の電話を取る事は出来ないため、どれだけトータルの本数が多くても自分の応対は40本を超えてくることはほぼ無い。だけど40回ロシアンルーレットを引くのが毎日毎日本当に恐怖なのですわ。
私の場合はコロナウイルスが終息して景気が回復すればワンチャンあるっていうレベルじゃないんだよな。無能過ぎてバブル期だろうが超絶氷河期だろうが変わらないっていうのが泣ける。

それでも不可能だと分かっていてもだからといって「じゃあ仕方が無い」とは思えないしそのまま諦めきれない。
だって、いつかは辞めざるを得ないもの。この状態を続けられる程自分は強くはない。あ~、こうやって書いているだけで涙出てきたw
嫌だ嫌だ言ってもこの状況にしがみついて留まるしかないのは分かっている。だけどそれでも無抵抗でいたくない。座して死を待つなんて絶対に嫌。
傍から見たら自分はバカみたいだとは分かってる。
何をどう抗ったって無駄なんだから休日はダラダラと寝て過ごせばいいのに、お金払ってまで自主的な勉強とか、むしろそっちの方が時間の無駄じゃんって、分かっている。
だけど嫌なものは嫌だし耐えられないのだ。
耐えるための工夫をするつもりは毛頭ないし、だったら徒労に終わるとしたって逃げ出せる工夫をした方が多分最後納得できると思う。
今朝は本当に落ち込んだけれど、だからと言って自分の意思は変わらないという事も分かった。
だったら頑張るだけ。その諦めの悪い自分にとことん付き合うつもり。


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