正社員でも退職金もボーナスも貰えないわけで・・・

非正規格差「不合理とまでは言えない」 賞与・退職金の不支給で最高裁判決

「優良企業の」正社員になれないならば非正規雇用者の方がマシだったりもするけどね。その辺どうなんだろうね。
私の一番最初の就職もかなり条件が悪かった。
正社員ではあったものの、週休1日(水曜日)、祝日は勤務で定時が10時~20時+残業が1~2時間、基本給が月額12万円+皆勤手当5万円、社員旅行の積み立てで毎月1万円天引き。なので体調不良で休んだり遅刻早退すると給料が額面で12万円になってしまうのだ。そのため無遅刻無欠勤を最後まで続けた。
残業代はもちろん無いし、ボーナスはあったんだけど、3000円だった(笑)
その時先輩が「これは賞与とは言わないよ。寸志だよ」と言っていて、その時に初めて「寸志」という言葉を知りました(笑)
同時に募集していたアルバイトは時給900円だったので、そっちの方が給料が多いから採用が決まった時にアルバイト形態で働きたいと申し出たら物凄いゴネられて、私もやっと就職決まったのに、これでわがまま言って働けなくなったら他に採用してくれるところなんか無いと切羽詰まった状態だったので不満に思いながらも正社員として働くことになった。なったのだけど・・・
結局1年続けられずに辞めてしまいました。

体調が悪くなって水曜日(仕事が休みの日)に病院に行ったら保険証が使えなくて(どうやら社印?が押されていなかったため受け付けてもらえなかった)それで心が折れてしまったのでした。
その時に根性無しとか、そんなんじゃ他へ行っても働けないとか採用してもらえないとか、継続こそ力なりとか、散々貶されたけれど、でも辞めた事は全く後悔していないし、辞めて良かったと心底思ったし、私にとってその退職が全く不利益にはなりませんでしたw

その後3か月間静養して、時給1000円のアルバイトを始めましたが、バブル状態だった(笑)だって、土日祝日が休みで勤務時間も10時~19時なのにその前の正社員の頃とさほど給料が変わらないんだもの。
欠勤したって時給×勤務時間分が支払われないだけだし。むしろ休んだり遅刻早退したりを考えたらそのアルバイトの方がよ~っぽど高給だったし。
あの当時って、本当に就職氷河期だったから就職なんか出来なくて当たり前、就職出来なくてもそんなに劣等感を持ったり自責する必要なんか無いっていう雰囲気は確かにあった。周囲も就職出来ずにアルバイターになる人も多かったし。若いからアルバイトだったらまだ採用はされたしね。
だけど今って正社員じゃない人は人間じゃないみたいな酷い扱いじゃない?それだけ新卒の人が正社員になれる割合が増えているっていう事なのかしら?
でも名ばかり正社員になってもねえ。
世の中の人が言う「正社員」っていうのは「有名、大手企業の」正社員、「良い条件で契約を結ぶ」正社員の事を指していると感じるんだわ。
そんな、賞与やら退職金やらが支給される正社員なんてほんの極々極々一部だよ。
あとは非正規雇用と何ら変わらないような条件、いやむしろ非正規雇用よりも悲惨な条件の正社員だって多いと思うな。

私の初めての就職先は正社員は条件が悪すぎたからアルバイトにしたいと言ったら手のひらを反すようようにゴネられたし、今の職場でも派遣やアルバイトの人に正社員になるように要請しても断る人も多い。要は正社員登用の機会があっても自らの判断でそれを受け入れないのである。
正社員になっても条件が悪いだとかいつまでもこの仕事を続けるつもりがないからだとか色んな事情があるんだろうけど、でもその機会を放棄している人に共通するのはそこで正社員になる事にメリットを感じていないから。もしも世間が認めるような優良な正社員登用のチャンスだったら恐らく受けるのだろう。
正規雇用だからそれで良いという問題ではないのだ・・・


10/14(水)良かった事
雨に降られなかった
職場の人に栄養ドリンクをもらった
ローソン引換券祭で品物をゲットできた


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