なんばで「消化できなかった有給休暇」を供養するイベント 灯籠300基に読経も

なんだこりゃwww

いや、笑い事じゃないか。

有給休暇を消化なかった主の心の叫び?エピソード?が灯篭に書かれておりますが、
画像一番手前の「当たったライブに行けなかった」切ない、切なすぎますね・・・

この場合は「有給休暇の取得は出来るけれど、消化は出来ない」っていう事でしょ?
私の職場のように「そもそも有給休暇自体が存在しない」方がまだマシなのかしら?(いや、そういう問題じゃないかw)
私個人はこれまで有給休暇の制度が存在する職場で働いた経験は一度しかないので、「有給休暇は無いのが当たり前」みたいな感覚なんですが、 でも法律で決まっている事なんだから、きちんと支給してきちんと消化させてもらいたいですよね。
その唯一有給休暇制度があった会社(前職)も、3年半の勤続のうち、最後1年に突然制度が出来上がり、退職する時にやっぱり消化させて貰えない状況になったのですが、
他にも退職者が続出したり、社内の人間と諸々揉めまくったり、色々と不穏な空気が漂い始めたらいきなり社内勤務に関する規定が出来上がったりとか、
私に対しても最終勤務日の直前あたりに突然「有給休暇がありますので退職前に消化していいです」となり、最後は奇跡的に休むことが出来ました。
そこも、一応制度はあるものの、やはり消化は出来ない雰囲気だったし、
この「雰囲気」っていうのが嫌ですよね。
「絶対に休んではいけない」「休んだらクビ」「休んだら他のスタッフに迷惑がかかるけど?それでも休むなんてひどいんじゃない?思いやりがない」「人でなし」とか、そういう空気感が常にあって、有給休暇じゃなくても、無給休暇でも休めない空気感が蔓延しているの。
で、その空気を読んで誰もが休めないという・・・
だったら、今のうちみたいに「有給休暇などというものはうちには存在しません!」の方が最初から休む発想さえも無い方が期待してがっかりするような事が無い分いいのかもしれないですね・・・ (ていうか今の職場はとにかく絶対に休んではいけないという暗黙の了解があるので無給休暇もNGなんですけど、とりあえず代休があるだけマシ。もっともっと以前は代休もない職場だったから・・・)

それにしても、「休ませないもの勝ち」みたいなこの風潮、どうにかならないんでしょうか? 効率よく休ませた方がパフォーマンスも上がると思うんだけど。

でもクオリティとかパフォーマンスとかが必要無い、関係ない環境だから休ませないんだろうな~と思った。
今の職場なんかはまさしくそれで、労働力を提供する側も物凄い質の低い労働しか提供出来ていないもの。
品質の低い労働者が「安かろう悪かろう」のパフォーマンスを提供する。
で、労働力を買い取る側も品質なんか求めてないっていうか、求めてるけれど、そんなものを持ち合わせているような人はもっとまともな企業へ流れてしまうから、結局のところ質の低い労働力を買い叩いてその場を凌ぐしかないってな状態なのよね。

だからもっと休みたいとか、「24時間365日の労働を求める」みたいな環境から抜け出すには、質を求めるような職場に移るしかないんだろうな~。
でも私はそんな労働力の提供が出来ないから結局質より量を提供して賃金を得るしかないのよね・・・
ああ、50年近くも生きてきて、何も提供できるものが自分は身につけられていないって、本当に情けない限りです・・・(泣)


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