底辺職の定義

先日、こちらの動画を見て、ちょっと色々と考えました。

私は自分の仕事(自分が働く業界)を簡単に「底辺」とカテゴライズしているけれど、
でも「底辺職」の定義とは明確に存在するのかしら?と、ふと疑問に思ったのです。
そんなガイドラインないもんね「〇〇職は底辺職です」なんて一般化されていない。
なのに、私は求人に応募する時点で「この業界は底辺職だから他に応募するようなライバルもいないだろうし採用されやすいだろう」と思って応募をしたんですね。
で、実際に働いてみて、「超ド底辺じゃんwww」という結論に至りました。
上記のアニメに出てくるトイレ掃除業に関してはその業界で働いた経験が無いのでわかりません。
ただ、私が今在籍している業界は、外からのイメージに違わず底辺でした。
でも、実際にその中で働いてみないと本当はどうなのかはわからないと思います。
だから、上記のアニメに出てくる学生はアホだしまともな企業には就職出来ないんだろうなとは思います。


さてそこで、今回は私の考える底辺職が本当に実際の底辺なのか違うのかは、一般的に定義がされていないからわかりません。「私が思う」底辺職とはどんな職業なのだろうか?と、ふと考えてみようと思って今日は記事を書くことにしました・・・

「私の」考える底辺職の定義とは

・誰でも採用される(犯罪者でも前科があっても大歓迎です!学歴がない?ガクレキ?なにそれおいしいの?学歴なんかなければ無いほど素晴らしい!)
・誰でも採用されるけれども採用されたほとんどの人が続けられない(業務内容と労働条件がきつすぎる)
・社会的に絶対的に必要(それなのに労働条件は最悪)

・需要は高いがその仕事を希望する(やりたがる)求職者が圧倒的に少ない=つまり常に人手不足
・やりがいというか社会貢献度は最高

・やりがいと報酬は反比例・・・従事している人間の殆どはそこにやりがいを見出したくない、給料に反映されないなら社会貢献度なんか要らないしただのボランティアじゃん。早く他の仕事に逃げ出したい

まあざっとこんなところなんですが。
世の中の人々はどう思っているのかな?
上記はあくまでも「私が」考える底辺職の定義なので、人それぞれが思う底辺の職は異なるだろうと思います。だから、以下は「私が思っている底辺職前提で」記載させて下さい


世の中的に絶対に必要で、どんなにきつくて汚い内容でも誰かが請け負わなくてはならない仕事っていうのはあると思うんです。
以前記事に書いた「芸能人」なんかは、はっきり言っていなくたって世の中は回る。
世の中の彩りはなくなるかもしれないけど、でもだからと言って人が死ぬわけじゃないでしょ。

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でも底辺の仕事は、その業務に従事する人がいなくなるとイコール人々の死を意味するケースすら起こり得る。

要は水や空気と一緒。
芸能人がいなくなっても水や空気がなくなるのと同等の状態にはならない。
「何だかつまらない」とか、「嵐さん早く活動再開して~」とは願っても呼吸困難になって死なない。
ところが、底辺の仕事はそうではなくて、私が今従事している業界なんかは、もしもその業種が全て廃業になったら、回らなくなるでしょうね、人々の日常が。

インターネットがなくなっても人は死なないけれど(日常がつまらなくはなるだろうけど)、あの仕事をする人間がいなくなったら・・・死ぬ人も出てくるレベルですねw

まあそんな感じです。
酷い仕事に従事しないと食っていけない人間は何でもしなければならないし、糞でも食らうって話ですわ。
私も、とりあえず今はウンコ食って生きている状態です。だって安直に死ねる手段がないんだもん(泣)

ただただ、一つだけ言えるのは、実際にその中を見ないと何も言えないし、その職業を「底辺」だとバカにするのなら、そのサービスを利用するなよ。っていう事だけなんじゃないのかな。
だから、上記のアニメに出てくるバカ大学生は公共のトイレは利用しちゃダメだし、
清掃員の女性は自分の仕事に誇りを持っているので、この先どんな仕事にもつけるし、どんな仕事をしても成功すると思う。
本来はそういう気持ちで従事しなければいけないんですよね、それがどんな仕事であっても。
私には絶対に出来ません。だって嫌だもの。こんな他人に何の仕事をしているのか絶対にバレたくない底辺職だなんて。

今の職場に関して一つだけ言えるのは大抵の人はその仕事を続けられない、続けたくない。
そういえば先日入ってきた新人の方はやはり1日で辞めてしまったらしいです・・・(笑)


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