自己評価を高くしましょう。

今の職場に社畜を超えて会社の奴隷状態のスタッフがいるんですが、

何か見ていて痛々しいんですよね、その人は私の直の先輩で、とっても良い人。良い人なんだけど、良い人だからこそなのか・・・

仕事のスタート時間が深夜で交通機関の動いていない時間帯なので、片道20kmの距離を自転車通勤。
基本的に作業員の人の定時での拘束時間は10時間なんだけど、その人は毎日3時間はデフォルトで残業、時には5時間以上残業しているのにクソみたいな役職をつけられてしまっているので、残業代はゼロ円。

もちろん週休1日。休み無しの時も普通にある。役職をつけられてしまっているので休日出勤は1か月に2回までは無給。

とにかく常に会社とスタッフの尻拭いをするようなポジションにいて、急病になって出社できなくなってしまった人の穴埋めとか、シフトが埋まらないところを代わりに業務したりしている。ていうかそんなのばっかり。それ以外にも事務的な仕事もかなりのボリュームで任されている。
その人がいなくなったらもうこの職場回らなくなると思う。その位に広範囲に渡って多岐にあれこれと請け負っている。

はっきり言って、代表がいなくなっても全く支障はないけれど、この人いなくなったら相当なダメージになる。

その位その人は重要な位置にいるのに、自分に全く自信が無いようで・・・・

どうも話を聞いていると、「いつクビにされるかわからない」「クビにされると困るから全て従う、言いなりになる」といったニュアンスの事を言っている。
なわけないのに、その人クビにしたら崩壊するんだから、もっと自信満々で、「お前ら俺のおかげで持ってるんだから」位の態度でもいいのにって思っちゃう。

自己評価が低いというのは色々な弊害を生むと思う。
以前私はブラック企業で働いていた頃、今以上に自己評価が低かった。
基本的に週の労働時間は40時間プラス毎月の残業は150時間以上で、もちろん残業手当は無し、年収は額面で300万円程度。
1時間あたりの労働単価は800円位なので、ありと言えばありなんだけど、その当時私は販売をしていて、月間の純利益で200万円以上を作っていたので、もう少し給料をもらっても良かったんじゃないのかな?って今振り返ると思う。
もしくは転職して一般的な仕事を目指した方が良かったのではないのかな?と。
しかし、当時の自分は恐ろしいくらいに自己評価が低かった。
「この会社を辞めたらもう次に仕事なんか無い」「もっと売り上げを作って、もっとタダ働きして、何とかクビにならないようにここに置いてもらわないと」って、必死にしがみついていたし、あの頃の考えっていうのは、自分が受け取る給料を低くすることで、会社から「費用対効果の高い従業員」と思ってもらうことに必死になっていた。
安かろう悪かろうじゃなくて、安かろう良かろうになろうとしていた。安いけれど使い勝手が良い、安いのに利益を出す、だから私をクビにしないで~~~~~!と必死になっていた。
本当に今思うと、「クビにされていた方が幸せだったんじゃん」といったところw

その会社は組織というよりは個人事業主の下に外注の人間が集まって仕事をしていたという方が近しい状態で、社長が一人で、その他に役員や取締役も株主もいない、あとは一応名ばかり正社員とアルバイトが数名のみ。だから気軽といえばそうだった。だから続けられたししがみつきたかったんだと思う。
社長も私のことはコスパが良いと考えていたようで、私を辞めさせるという考えは全くなかったらしい。
私も最初は仕事が楽しくてガンガン残業をしてどんどん能力を上げようという思いで無給で残業とか休日出社をしていたんだけど、
やっぱり休んだり残業を1時間程度で切り上げたい日もあるわけで、ところがもう毎日4時間以上無給で残業していると、会社側もそれが当たり前になって、4時間じゃ足りない、それが5時間になり、6時間になり・・・で、最終的には10時から27時くらいまで仕事をさせられるようになってしまい・・・
でも、他の社員の人は毎日定時で帰っている。SEO対策のためのバックリンク用記事を適当に書くような仕事なのに定時ぴったりに帰っていく、休日出勤も1度もしたことはない(利益を出すような仕事じゃないからこそ拘束時間が短くても済んだのかもしれないけれど)
それなのに私よりもその人たちの方が労働単価も高いし条件も良いことを知ってさすがに私もドっと疲れ切ってしまい、モチベーションがゼロになってしまったため辞めたいと伝えたところ、物凄い勢いで引き留められた。
そういったいきさつがあってやっと自分はその会社で必要とされているということに気付いたのです。

まあそりゃあそうだよな。当時の私は毎月自分の人件費を引いても100万円以上利益を出していたし、会社に対して何らかの要求もしたことはないし、文句も一度も言ったことないし。
(自分は雇ってもらっている身分で会社に対して不満を持ったり願望を伝えるなどとんでもないと考えていたのです)
あの会社からしたらホント便利な都合の良いスタッフだったのね~。
周囲の社員の人からは「社長の奴隷」って言われていました、私。
そんなこともあって、前出の直先輩の奴隷っぷりが過去の自分と重なって、すごく苦しくて辛くなることがたまにあります・・・

今思うのは、自己評価は高くもった方がいい。高すぎていい。もう思いっきり勘違いっていうくらい自己肯定しちゃっていいと思う。
それで上から目線になったり他人を見下したり馬鹿にしたりするのは絶対に違うけれど、でも自分を卑下したり自分を認めない、自己否定するのも同じくらいにやってはいけないんだと思うわ
自分に自信の持てない状態ってすごくつらいけれど、それでも自分で自分を信用しなくてどうする?って感じ。
むしろ他人からの信用なんか要らない。他人に信用されてもあんまりいいことないような気がする(笑)
自分が自分を愛して信用してあげる、それだけで毎日が生きやすくなるような気がする。

過去の私も今の勤務先の直系先輩も、会社からの信頼信用はすごく厚かった(厚い)と思うけど、それで何かいいことあるか?っていうと何もない。
信用という名目の押し付けが発生して、どんどんどんどんハードな仕事が増えていき、それなのに報酬には全く反映されない。むしろ無給の仕事が増えていくから労働単価がどんどん少なくなっていく。本当に良いこと一つも無い、悪いことばっかりが増える。
「仕事の報酬は仕事だ」って言うけれど、そうやって得た仕事が現金化されないんだったら全く全く全くの無意味。
だったら「あいつには任せられない」って思われてどんどん仕事が減らされて社内ニートやってる方がず~~~~っとマシだと思う。
ほんと、その位、都合よく使われちゃダメ。もっと自分の尊厳を保つようにして、自分を大切にする。
この先自分は絶対にそれを意識して心がけていきたいと思います。ず~~っと自分を否定してばかりいたから難しくてついつい自分を貶めてしまいそうになるんだけど、
それ絶対にやっちゃダメだ!っていう思いは強くあって、だからそうなりそうになる度に自分を肯定するように最近は気持ちを修正するようにして過ごしています。


※11月19日(火)の就業時間中にかかってきた電話は合計47本、そのうち私が出た電話は19本でした。
反落して全体量少な目でした。ただやっぱりどう対応していいのか分からない内容が多く、一向に技術も能力も向上しません。全くもって時間の無駄。


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自己肯定感を高く持つのは健全に生きる上で絶対的に必要だと思います。なぜこんなに自分を否定してしまうのか、自分の事なのに意味不明過ぎます。

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