この間、ランチタイムが一緒になった同じ年齢の男性と雑談をしていて、私が普段から疑問や不満に感じていることを話してみた。
大体相手も似たようなことを考えていて、
昔はあるスタッフのことが大嫌いだったらしい。その人は横柄というか、ぶっきらぼうというか、そういった人で、
ただ、配置されている仕事が本当に大変な業務なので、最近はかわいそうだと感じて嫌いではなくなったと言っていた。
嫌いだった人を嫌いじゃなくなるってすごいなあと、私は感心してしまった。
私くらいの年代になると、もう絶対に自分を曲げられないし、頑固だし、自分自身の考え方とか価値観が出来上がってしまっているからそれを変えるなんて絶対にできないし、
だから同じ年齢の彼も似たような感じだろうと思っていたんですよね。
だけど、ちゃんと周囲を見て、相手の状況も見て、フラットな目線で状況を見て考えて判断して、自分の方が折れるという、大人の対応ができることをホントすごいと思ったし、自分も見習わなければなと思いました。
実際本当にその嫌なスタッフの人の業務は悲惨で、私も「本当にお気の毒」と思っていつも見てはいるのですが、
あの業務内容だったら1か月に300万円くらい貰わないと合わないなと私は思うのですが、その人のお給料は34万円らしい。少しは昇給しているかもしれないけど、40万円までには到達していないだろう。(恐らく社内に月間で40万円の給料を得ている社員はいないだろうと推測している。取締役は別として)
で、その同じ年齢の人が言うには、
「もうこの業界は仕方が無いんですよ。人と関われないとか対人能力に難があって普通の仕事に就けないような人が集まってくるから、どうしてもそういう類の人が多くなっちゃうんですよね」と言っていた。
コンビニの店員さんなんて絶対できない。だってお客さんと会話なんてできないんだから。と言っていた。
今の職場の現場部門の仕事は確かに客商売ではないし、一般的な仕事と比較すると他人と接する機会は少ない。
配置された部門によっては終日一人で行う仕事なんかもある。
きつくて汚くて悪臭が身体に染み付いてしまうような仕事なので、わたし的には「この人たちは世の中にこんなに多くの職業が存在するのに何が悲しくてこんな仕事を選んでるんだろう!?」(広瀬すずの真似じゃないですよ?(笑))
って、不思議で仕方なかったのですが、
なるほどね、この職場にそういうメリットを見出している人も多くいるのか。と、少し腑に落ちました。
確かに仕事はきついし給料も安いけれど、不人気職種だから自分から辞めない限りはまずクビにはならないし、もちろん業界全体が人手不足だから、同業者に対してだったらすぐに転職もできるしね。
そうは言っても「他人と対面しない」とは言っても全く接しないわけではないし、むしろ周囲もコミュ障だから逆に対話が難しそうに感じるんだけどな。それでも他人と接触する絶対数が少ないほうがまだいいのかな。
私もとにかく他人と接したくない側の人間なので、そういう人たちの気持ちはわかる。だけどあの、汚れまみれ、悪臭まみれになる労働をした方がマシかって言われると考えちゃうなあ・・・
自分の場合は毎日こうやって電話で他人と会話し続ける生活がストレスマックスなんだけど、でもだからと言って他人と一切関わらない仕事なんて存在しないよねえ。
じゃあ今の職場の現場仕事をするかと言われると、それもちょっと・・・だし、他人と接触する機会がいくら少なくたって、その少ない機会が頭おかしい人間との接触だから、結局は頻繁に他人と接するストレスと比較すれば大して変わらないような気もするし・・・。
とりあえず、この職場の人たちがみんな辛そうにしているのは仕方がないんだなと理解はできたw
※9月11日(水)の就業時間中にかかってきた電話は合計53本、そのうち私が出た電話は22本でした。
量は大したことないのに、時間と手間のかかる内容ばかりで通話以外の仕事はほぼしなかった、できなかった・・・・・自分、何やってるんだろう?とふと我に返った時に考える。
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