これなあ、どうなんでしょうね。確かにもう遅いよね。打つ手無しでしょ。
だって、就職氷河期って、私と同年代。
40歳過ぎて未経験から、ゼロから社会に出て仕事を始めるって、現実的じゃないよね。
もう、全てを諦めている人が多いと思う。だからモチベーションだって上がらないでしょ。
もしもそこから正社員になって生活が安定したとしても、その後に出会いがあって、誰かと結婚するとかあり得ないじゃん。
35歳過ぎたら女性の場合は生殖能力ももうほぼ無くなってるからそもそも妊娠しないし、男性だって女性と比べたら可能性はあってもやはり家庭や子どもをもつって、理想としてはそうしたいな。と思っていてもじゃあそれを実現させます。とはならない気がする。
仕事がキツかったり自分には続けられないかも・・と思っても、「ここで踏ん張って暖かい家庭を持つんだ!!」と目標があったら乗り切れることもあると思う。だけどどんなに頑張ったって時間を過去に戻せるわけじゃない。
「こんなに辛い思いして努力して正社員になっても結局独りだし。だったら引きこもってナマポ生活した方が楽だし得じゃんw」
私だったらそんなふうに考えて社会復帰なんて目指さないと思いますw
確かに学校を卒業する頃、求人は極端に少なかった。
よくよく思い起こしてみたら、自分と同年代の友人で大手企業の正社員で働いている人って殆どいないなあ。
みんな派遣社員、専業主婦、家業を継いで農家、家事手伝い(という名のニート)
大体そんな感じ。周りがそんなだから私は自分が就職できずに非正規で食いつないでいる状況に対して特に危機感も感じていなかった。
ただ、確かに非正規だけれど、優秀な人は多い。
本当にあの年代は新卒時点で就職が厳しくて、100社回って内定ゼロとかザラだもんね。
私は途中で諦めてアルバイトで生計をたてる方へ流れてしまったけれど、頑張っていた人でさえも就職できない人も結構いた。
私はそもそも能力が低いし、メンタルも弱いので、別の世代に生まれたとしても今と変わらず負け組人生だったと思うのでw
私の場合は別に生まれた年代が悪かったとか、社会や政策が悪いとは思わないけれど、でも、本当にもうちょっと前後で生まれていれば違う人生だっただろうなあと思うような優秀な人、たくさんいる。
あの当時は普通に体罰とかあって、根性論上等みたいな教育も普通だった。同世代の人数がとにかく多いから競争も熾烈だったし真面目でかつ精神的な忍耐力が基本的に強い。
そういう人がちゃんとしたビジネス教育を受けて、評価を受けて、適正なポジションで働けていたら、もっと企業の戦力になれていただろうし、ていうことは、国に対して生み出せるものも沢山あっただろうと思う。
もちろん結婚して子どもをもつことが出来ていればここまでの少子化を食い止められたかもしれない。そうじゃなくても色々な可能性を未来に繋げられるチャンスを得られたかもしれない。
色んな意味でロスだよね・・・
しかしこういう非正規雇用が悪で正社員が正みたいな話題を見るたびに毎回思うんですけど、ブラック企業の正社員だったら派遣の方がマシじゃね?みたいなw
あくまでも「マシ」の話ですけど。ベストではないですけど。
一番良いのは優良大企業の正社員ですけどね。
ブラック企業でデスマーチやってた頃は本当に大手企業に派遣で通ってる友人たちが羨ましくて羨ましくて仕方なかったですわ・・・
0コメント