昔美人だったババアの方がたちが悪い気がする。

かつて美人だった女性で、若かった頃と同じ美に執着して迷走している人が結構いる。
見ていてイタいなあと思う。
もちろん何に重きを置くかなんて完全に個人の自由だけどアイタタタタ~って感じ。
だけどそういう人には容姿を褒めてあげて「若く見える~!!」と言っておけば機嫌が良くなるのである意味扱いやすいと思うw

この間友達とも話していたんだけど、私たちのように若い頃からブスだった女はおばさんになったからと言って扱いが悪くなるという経験がほとんどない。何故なら昔からそういう扱いをされていたから。
若い頃は0点で、加齢でマイナス10点になった程度。だからあまり加齢のダメージを感じていないし、「年を取ったらモテなくなった」とか無いよね、だって元々モテた経験自体が無いしね。という会話をしていたw
ところが美人だった女性は若い頃に派手に男性からのアプローチを受けていたところが無反応になった事で100点が30点になった位の感覚なのだろう。
元々ブスの私たちはマイナス10点で、かって美人だった彼女たちは30点ならば圧倒的に彼女たちの方が価値は高いのに、元々の得点が高かったせいで落差が激しく、まるで100点分失ったかのような気持ちになっているのではないのかな。

減点式はつらいよ。
元々手にしていたものを失うって、精神的なものでも物理的なものでもとてもつらいと思う。
失われていく若さや美貌にしがみついてもそれは何をどう努力してもお金をかけてもどうにもならない。生物は絶対に老いには逆らえないのだから。
それよりも手に入れたものに意識を合わせる方がきっと色々とうまくいくのだろうな。
知識や経験、年齢を重ねるに伴って失うものよりも手に入れるものの方が本来は多いのではないだろうか。
異性との関係も性的や肉体的な関係ではなくて精神的なコミュニケーション。それが中年以降、子孫を残す可能性が消えたあとのフェーズなのかもしれない。

私は美人ではなかったにも関わらず、手に入れられなかったもの、手に入らない物にばかり意識を向けていたし今もそうしている。
もっと、自分が今現在手にしているもの、目の前にあるものに目を向けて、それらに愛情を注げるようになりたい。
そしたら今よりもずっと幸せを感じられるんじゃないのかな・・・


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