考えれば考える程無理。

あまり「無理」という言葉は使いたくない。なるべく「無理」を「可能」に変えていけるようにアクションをしたいと考えているから。
しかし今の仕事、考えれば考える程、無理を可能に変えようとすればするほど「無理」という言葉がチラつく。
いや、チラつくどころかもう完全に「無理」の二文字が常に特大フォントで表示されている状態。やればやる程、考えれば考える程無理、不可能なのだ。
こんな無意味な事を5年も6年も続けているって、本当にまずい。その状態に疑問を持たなかったというその事実が恐ろしい。
疑問を持たないわけではなかったけれど打破出来なかったし、どちらかと言えば打破しようともしなかったんだと思う。ただ流されるまま。
「とりあえず生きていける程度の給料は貰えるからこのまま我慢してやり過ごそう」
そんな事したっていつかは限界はやってくる。
思考停止は出来ても感情までは停止できないのだ。感情も死んでしまえばどうにか続けられるのかもしれないけどね。

結局動くのが面倒だったんだと思う。
努力したくないから、自分は苦労せずに今のままで、環境とか他人の方が変わってくれて自分にとって都合の良い状況に変わってくれないかなって思って、だから「どうせ他からは雇ってもらえないし」を何もアクションを起こさない言い訳にしてしていたんだと思う。
動かなければ何も起こらない。自分から捕まえにいかなければ何も手に入らないのだ。

分かっていてもそれが出来ないというのはアクションを起こす面倒さとこのまま電話地獄の苦しみを天秤にかけた時、「職を探す、職を手に入れるための努力とかアクションを面倒だと感じる苦痛」の方が重かったのだろう。
だけど今は完全に毎日毎日ひたすらに電話に出続ける、注文を取り続ける、クレームを受け続ける、謝り続ける辛さの方が上回ってしまっている。
だからそこから逃げるための動きは大変だけどそれをやらなければ絶対に逃げられないのだから頑張ってやってみようという気持ちになっている。
もうちょっと早く動けば良かったのにとは思うけれど、自分もとにかく腰の重いタイプだし、最初から諦めているし自分を全否定して生きているタイプだから何もしないくせに始める前から「どうせ無理」と考えて何もせずにずっと流されるままだったように思う。
だけどそれじゃあいけない。永遠に解決しないのだから。
頑張っても解決出来ないのかもしれないけれど、だけどその策を講じなければやっぱり解決しないのだ。

これまではどうにかこの仕事を続けられる方向への努力をしてきた。
どうにか電話応対に慣れるように、技術が向上出来るように精一杯努力をしてきたけれど、これだけの時間と労力を使っても少しも成長がみられないし、少しも慣れないし、理解も出来ないし、慣れるどころか本数出れば出る程応対の仕方がわけわからなくなっている。
自分には出来ないのだ。色々と試行錯誤してやってみた結果「無理」という結論を出してみてもこれは構わないと思う。
努力してあらゆる手を尽くしたけれどこの無理を可能に変える事は出来なかった。少しの可能性も見いだせなかった。

正直残りの時間すら勿体ないように思えてきている。今日今すぐにでも退社したい位。だけどもう世の中の企業は今週末あたりで仕事納めしてしまう。
求人を探そうにも求人元が稼働していないのだから応募の可否すら来年しばらくするまで判明しない。だからそんなタイムロスを発生させるわけにもいかない。
冷静になって、とにかく退社日が決まるまでは平常通りに勤務は続ける。
ひたすらに手を抜く程度で構わない。この業務を誠心誠意行っても私には何のメリットも無いのだから、特に力を注ぐ事も無く、自分の事をちゃんと考えて、他の仕事に就けるためにするべき事だけを考えながら出勤する。その程度で一向に構わないと自分は考えている。


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